突然ですが、あなたは薄毛・ハゲから急に坊主頭のサラリーマンになって「こんなはずじゃなかった?」って困っていませんか?
私が一年以上をかけて体験した、坊主頭のサラリーマン生活の苦悩と、その乗り切り方を読み進めていくうちに10分で理解できます。
これから坊主頭になろうとしているあなたも、これから薄毛・ハゲで悩んでいるままがいいか?それとも新しい一歩を踏み出すか考えてみませんか?
社会的体裁とカミングアウトの狭間の無限ループ
薄毛・ハゲで悩んでいる時も「いっそのこと坊主頭にしようかな?」と、衝動的に髪を捨てたいと思った事はあるでしょう。
でも何で決断できないのでしょう。
それは怖いからです。
具体的に何が怖いかというと、一つは「サラリーマンの坊主頭はタブ―」なんて社会の常識のように世間が認識しているのに、薄毛で悩んでいるとはいえ、敢えて「坊主頭になることは、社会的に正しい選択なのか?」という点。
次に、ただでさえ薄毛・ハゲを隠して生きてきたのに、ある日を境に突然、ハゲを覆っていた髪の毛を捨てて、私はハゲでしたとカミングアウトしたみたいで、もっと恥ずかしいのでは?という点。
この「2つの未知の恐怖」があなたが現状から進むことができないまま、ただ悩んでいるだけの無限のループに陥ってしまっています。
薄毛・ハゲに悩んでる→いっその事坊主頭にしようかな?→でもサリーマンで坊主頭はタブーでは?→もうしばらく考えよう→いつまでも薄毛・ハゲに悩む・・・・の繰り返しは、正に地獄の無限ループです。
2つの未知の恐怖に立ち向かう為に
あなたを苦しめてきた、2つの未知の恐怖に負けずに一歩を踏み出せるように、私が1年以上の時間をかけて経験した「坊主頭のサラリーマン生活で待ち受ける最初の困難」に対する考えを3つにまとめてみました。
坊主頭のサラリーマンとして、私の体感した中で、坊主頭にした最初の頃に感じた困難を例えるなら、ロボットのように「頭だけ載せ替えたような違和感」が続くと言う事です。
人造人間になったような、違う星の人になったような「モヤモヤ」した感覚に襲われないように、これから話す3つの項目を坊主頭になる前に記憶しておけば、私のように坊主頭になった後にあれこれと試行錯誤しなくて済みます。
①坊主頭は「いい結果」をもたらすが「奇跡」は起きない
この場合の「いい結果」とは薄毛・ハゲの悩みに費やしてきた時間・費用がほぼ無くなり、人としてのごく平凡な毎日を送れるという結果、只それだけ。
この場合の「奇跡は起きない」とは、坊主頭にしたからと言って髪が生えてくるとか、女性に好かれるようになったとか、会社で人気者になるとか、一目置かれるようになるとか、急に出世するとかは、起きません。
②坊主頭を褒めてくれる人はいません
自分の決断に対してなんらかの評価を確認したいものです。しかし、自分以外の人から見れば、薄毛・ハゲだったオジサンサラリーマンが悩んだ挙句に坊主頭にしたというだけの事です。
自分にしてみたら大きな決断かもしれませんが、いちいち「坊主頭が似合ってますね♪」なんて言ってくれませんし「ハゲよりマシですね♪」なんて言われたくないでしょう?
ところが「坊主頭=サラリーマンのタブー」と認識していたにもかかわらず、坊主頭を強行したという、少し後ろめたい部分があるので「周りの無関心」がなんだが無視されているような感覚に陥り「浮いた存在になってしまったのかな?」なんて考えてしまう事もありますが、最初から「坊主頭を褒めてくれる人なんていない」と対策しておきましょう。
③坊主頭にしたあとは「リセット」される感覚です
この場合の「リセット」とは、今まで「薄毛・ハゲを見られている」「気付かれたらたらどうしよう」と、こちらを見てるかもしれないという視線を常に気にしてきました。
坊主頭になったことで今度は「なぜ?無関心」「避けられている?」「無視されているのか?」と、今まで逃げてきたはずの視線が少し恋しくなっているかのような変な感情が湧いてきます。(”坊主頭”にした後は、見ず知らずの人からチラ見される視線は感じます)
冷静に過去の自分に置き換えてみれば分かるのですが、今まで上司や同僚の変化について注目していたでしょうか?
例えば、髪型を変えた同僚に「似合っているね♪」とか、上司に「髪型変えたんですか?似合ってますね」なんて感想を面と向かって伝えたことなんて無かったはずです。(他人に注目などしていなかったはず)
それが普通の状態です。皆自分のことで精いっぱいで他人にかまっている時間なんてないし、そもそも世間も会社の同僚も、あなたの事も(わたしの事も)別に注目してはいなかった。
あなたは、(私も)それに気が付かなかったので、孤独を感じたに過ぎない。
「リセット」の話に戻ります。
あなたは(私も)誰からも興味を抱かれない「0」の人間になった状態です。(それが普通)
坊主頭にして「0」の人間になれたなら、いろいろな何かを、少しずつ加えて自分だけの為に生きてみるのです。
髪の毛という悩みの根源でもあった憑き物を捨てたら、リセットされた状態の「0」から何かを加えて1に、更に1から2へ、薄毛・ハゲを理由に後回しにしてきた事、遠ざけていた事をどんどん加えていきます。
身近な事でいえば「ファッション」「スポーツ」「旅行」「出会い」とか、あなたにも思い当る事はあるでしょう。
ロボットのように「頭だけ載せ替えたような違和感」は、あれこれ経験していくうちに解消されます。私も、いままで薄毛ハゲを理由にしてこなかったことを少しずつ挑戦していく中で、その違和感は徐々に改善されました。
まとめ
薄毛から坊主頭になったばかりの1年半年前は、生まれ変われるような「奇跡」がおきるんじゃないかと期待しすぎていたのでしょう。
坊主頭にして、薄毛・ハゲの悩みに忙しかった毎日が、突然「ヒマ」になる訳ですから、次の仕事(悩みや、興味)がみつからず、モヤモヤしている状態が続く事で、「無視されているのかな?」なんて被害妄想にまでに発展していくことがわかりました。
裏を返せば、坊主頭にして感じるサラリーマン生活の中の「モヤモヤ」は人間らしく生きる為の心の叫びです。
①薄毛・ハゲの悩みに忙しかった毎日の終わり
②人からの評価などいらない、人も評価しない、自分の物差しで生きる
③リセットして「0」の人間になったらいろいろな事を始めてみよう
さあ、あなたも薄毛・ハゲの悩みに忙しい毎日を終わりにしてみませんか?