坊主頭になると「鏡」を見なくなります。
鏡ばかり見ていた薄毛・ハゲで悩んでいた頃に、お世話になった「特殊な髪型」の時とは真逆の減少がおきます。
「だって、見る必要ないんだもん」
でも、これって「ハゲが見えてないか確認ストレス」から解放されて最高!って思うのは実は間違いなので注意!特に、女性にいい印象をもたれようと思ったらなおさらです。
恋愛でも、仕事でも第一印象で不潔に思われたらハイ終了。
今回は「坊主頭になって、女性に好かれなくても、嫌われない身だしなみ」の話です。
鏡でチェックが欠かせない薄毛・ハゲに悩んでいるあなたはこの事実を信じられますか?
女性に好かれたいなら坊主頭にしたら鏡を少しは見ようね
坊主頭になって、毎朝の髪型作りから解放された途端、鏡を見なくなって恥ずかしい思いをしたことはありませんか?
私は、あるんです。
すごく神経質で、人目が気になる私は、とにかく鏡をみては、ハゲが回りのバレないかを注意していましたが、坊主頭になってから急に鏡を見る機会が減ったのです。
その結果、大きなミスを犯していたことに気が付くのです。
ハゲがバレないようにあんなに「鏡」を見てたのになぜ?
坊主頭になる前の私は、かなり「攻めたツーブロ」でした。
画像のように、残り少なくなった髪を集めて「特殊な髪型作り」を毎朝続けていました。
ジェルの量の加減が難しく、ある一定の量を超えると、スタイリングが決まらず余計にハゲが見えてしまい、セットを最初からやり直しなんて事もありました。
完成した髪型をキープする為、最後にスーパーハードスプレーで固定する儀式にかかる時間は約20分から30分。(今となっては、これほど無駄な時間はなかったと言い切れます)
それでもハゲを必死で隠し、少しでもカッコつけようとこの特殊な髪型を作り上げたところで、そよ風でも崩れてしまう繊細な髪型をキープする事は不可能でした。
図の様に、風に吹かれて髪が乱れたら(あ~恥ずかしい)すぐに鏡でチェック。髪型が崩れている(ハゲが見えている)時間を少しでも減らして目撃者をつくらない事に注力してきました。
むしろ「基本的な身だしなみ」はハゲ時代の方ができていた
ハゲ時代、一日の鏡でのハゲ確認回数はギネス級でした。
つまり「ギネス級の確認」のおかげで「基本的な身だしなみチェック」は完璧だったのです。
薄毛・ハゲ時代には、一日に何度もトイレに行ったりして「髪型・身だしなみチェック」を繰り返していたので、結果的に「清潔感」を確保していたことになります。
▼いつもこれだけの「身だしなみチェック」をしていたとは今更ながら驚きです。
- 髪がみだれてないか
- 髭の伸び具合
- 鼻くそが顔についていないか
- 鼻毛が飛び出ていないか
- 目ヤニがついてないか
- スパゲティのシミが襟についてないか
- 歯に食べカスがついていないか
- 舌の色がおかしくないか
- 頭・髪にホコリやゴミ
- ジャケットの肩にフケ・ホコリ・ゴミ
- ジャケットにハトのフンが落ちてないか
- ジャケットの襟がおかしなことになってないか
- ネクタイが曲がってないか
- ネクタイの結び目が変な形になってないか
- ズボンのチャックが開いてないか
注意!坊主頭にしたら鏡を見る回数が激減します
薄毛・ハゲに悩んでいた頃と比べて、坊主頭にしてから2年弱経ちますが、鏡を見る回数が本当に減りました。
この感覚は、坊主頭にしてすぐに訪れ、不思議と鏡を見なくなるのです。
じっくり鏡を見ても「何も変わらないので鏡を見る意味がないのです」鏡をちらっと見てすぐにトイレをあとにします。
▼その理由は
- いつ見ても、どの角度からみても坊主頭は坊主頭
- 髪は乱れない
- 「髪があったらなぁ」って過去を振り返ってしまう
薄毛・ハゲ時代には、鏡を見て様々な所をチェックした後、髪型が少しでも乱れていようものなら、人がいなくなるのを待って、鞄から整髪料を取り出して特殊な髪型の補修工事をしたものでした。
また、鏡に向かってポジティブな言葉を投げかけて、自らをハゲに負けないように鼓舞していたのかもしれません。
▼髪型や身だしなみチェックしながらも鏡の中の自分を勇気付けていた
- やばい、ハゲ見えてるじゃん(整髪料+スプレーの出番)
- まだまだイケテルな
- 今日は奇跡的にセットがキマッテるな
- 育毛剤の効果で少し髪が増えたかな
- おっと、顔になんかついていたぞ(商談前に気が付いてセーフ)
トイレの中で鏡を見て、全てを整えて自信をつけてから次の行動に入るという作業を繰り返してきました。そう考えると、薄毛・ハゲ時代は、鏡の中の自分自身を勇気付けたりしていたんだなと改めて思いだしました。
鏡を見なくなった坊主頭のあなた第一印象で失敗していませんか?
女性に好かれる為の最低の条件が「清潔感」であることは常識です。これが基準以上に達していなければ、相手にもされません。
フサフサのイケメンだって、一目で不潔とわかる状態なら、清潔な薄毛・ハゲからの坊主頭の方が、第一印象はいいはずです。
髪型でイケメンな雰囲気が作れない、坊主頭は「清潔感」と「意外とオシャレ」で押し通すしかないんです。
坊主頭は好かれないとか、坊主頭の女性ウケを心配する前にチェックしていただきたい。
坊主頭の諸君、こんな恐ろしいことが起こっているかもよ
私達は長年に渡って、薄毛・ハゲに悩みつつ、髪型のチェックをしないと気になって仕方ない「鏡ストレス」とも戦っていました。
坊主頭になったことで、そのストレスから解放された事で安心してしまい「鏡を見たところで同じ」と認識してしまっています。
しかし、社会人として髪型以外にも「清潔感」を意識した身だしなみのチェックも怠って良いはずはありません。
坊主頭の日常で実際に起こりうる危険
下の画像のように、こんなに不潔になってしまったら、どんなイケメンのフサフサの流行の髪型でも好かれません。(好かれないと思いたい)
身だしなみを意識しなくなり、仮にどれか一つ「不潔」要素が発生しても、社会人として致命的です。
坊主頭のあなたが、「最近、鏡見る回数減ったな~」と思ったら要注意です。
サラリーマン生活において「第一印象で失敗」なんていう致命的ともいえる危険を鏡を見なくなった坊主頭の私達が抱えているということを肝に銘じてください。
▼実際にやらかした私の事例
- 坊主頭はマジックテープのようにゴミが付きやすいので頭に糸くずとかないか確認する
- 頭の頭皮が乾燥や日焼け等でカサカサの時もあるので注意
- 歯についた食べカスも忘れがちです
- パスタや、カレーなど食べた後、シャツのシミに気が付かないこともある
- ジャケットについたホコリやフケのようなものチェックして
- 間違って顔に書いてしまったボールペンとか気が付かないと本当に恥ずかしい
- 鼻くそ、鼻毛は最重要チェック項目、これを見過ごしたら終わり
まとめ
「坊主頭は女性に好かれる為の努力」は、薄毛・ハゲに悩んでいる頃の方が、すごく意識していたように感じます。
私は、1mmか3mmの坊主頭で2年弱過ごしているサラリーマンですが「髪」を捨てたと同時にそのあたりの欲望が少しコンパクトになったと感じています。
と同時に「坊主頭にしたからショボクなった」「男として終わった」とは思いたく(思われたく)ないので、「いかにして坊主頭を楽しむか!」をテーマに過ごしています。
そのテーマの中には、坊主頭ならではのファッションだったり、趣味だったり、生き方だったり色々ですが、そんな事を考えながら過ごすのが今の楽しみです。
「そりゃ、流行の髪型したいですけどね」
薄毛・ハゲ時代にトゲトゲした日常から解放され、欲望がコンパクトになった今、忘れがちな身だしなみについて考えてみました。
坊主頭の第一印象は、ファッションをしっかり整えておけば「清潔感」という意味では賛同を得られるでしょう。
しかし、他人から得る評価は、それ以上でもそれ以下でもないのが「薄毛・ハゲからの坊主頭」の限界だと思っていて「それ以上」を他人に求めることを自然としなくなるものです。
サラリーマン生活で他人に与える印象は仕事をしていく上で、紛れもなく大切な要素であることは「鏡」を見なくなった坊主頭にも当然当てはまります。
薄毛・ハゲに悩んだ時代ほど鏡で詳細にチェックする必要はありませんが、不潔な印象を持たれないように身だしなみのチェックをこれからもお忘れなく!