自宅でのバリカンの使い方は大きくわけて「ドライカット」と「ウエットカット」という、2つの刈り方があります。
この2つの刈り方について、わからないことはありませんか?
坊主にしたけどウエットカットに興味があるな?
●ドライカットとウエットカットの違いは?
●メリット・デメリットは?
●ウエットカットができるバリカンは?
その悩みにお答えします。
初心者のあなたバリカンで坊主にする時ウエットカットとドライカットがあるの知ってました?
今まで「これが最高」と思っていたものが、「実は、こっち方が良かったかな?」と思ったりと、坊主頭の世界は奥が深いです。
さらに検証が必要かな?と思う事が多々あります。
坊主頭にしたからと言って、すぐに幸せになれないのが「聞いてないよ~」と思う部分でしょうか・・・。
まずは、ドライカットは文字通り、いきなりバリカンを頭に当ててウィーンと刈ります。
続いて、ウェットカットはシャンプーしながらバリカンします。
イメージとしては髭剃りのような感じ確かに頭皮には優しそうです。
ドライカットとウエットカットの違いついてより詳しく知りたい方はこちらの動画をご覧ください。
この動画の2分17秒から「ウエットカット」について確認できます。
動画引用:Panasonic
▼ドライカットもウエットカットもできるボウズカッター
ドライカットのメリット
バリカンで坊主頭のメンテナンスをする場所は、断然お風呂場がおススメです。過去の記事でもそれは書きまくっているので参考にしてください。
お風呂場に、ダーって入っていきなり、スイッチONして、ブーンってバリカンで髪を刈り始めます。なんと言っても完璧な時短です。
冬は体にお湯をかけちゃうと即効で寒くなるので、私はバリカンが終わるまで、できるだけ、体には、シャワーやお湯はかけない派です。
ダーって刈り始めると、ジョリジョリとバリカンが髪を捉えている感じが、ウエットカットよりもダイレクトに耳と手に伝わってきます。
つまり、よく刈れる・刈り残しが少ない
余りに、ジョリジョリ聞こえるもんだから「どこまで刈れるんだ?スキンヘッドになっちやうよ?」と思うほどです。
つまり、ウエットカットより「よく刈れている」のでは?と私は思っています。
ドライカットのデメリット
よく刈れるのはありがたいのですが、ドライカットは髪が乾いている状態でのカットなので、刈った髪が飛びます。(コントロール不能です)
わずか数ミリの細かい髪は予想以上に飛び散っていると思われます。
お風呂を暖房した際に、温風で髪が舞っているかは不明ですが思わぬところにある細かい髪を発見するにつけ、結構「飛んでんジャン」と思う事もあります。
家族がいる方は、すぐに犯人が特定できてしまうので家族からクレームがくるでしょう。
注油をしないと切れ味が落ちそう・バリカンの寿命にも影響あるかも
どのメーカーの取説にも「バリカンの使用前・使用後は刃に注油をしてください」とあります。
これを怠ると刃が切れなくなったりするので大事なメンテナンスの一つであることは、バリカンを使う者の常識です。
(注油しなくていいバリカンや、刃を自動研磨してくれるものもあります)
実は、この「注油はマスト」を軽視していたので、もっぱら、シャンプーの泡や水が「油」の代わりとして(油ではない)刃の切れ味を保ってきました。
(刃に錆びや、切れ味が悪くなったと感じてないので保てていると思ってます)
しかし、ドライカットで刈る際には明らかにバリカンの作動音が大きく、何か駆動系に大きな抵抗が生じているように感じるので無理が生じているようです。
バリカンの寿命・刃の寿命を考えるとドライカットで刈るなら注油は絶対に気にかける必要があると思いました。
注油はめんどうです。付属のオイルはすぐなくる。でもミシン油みたいのでOKです。
「めんどう」って言っちゃてるし
ウエットカットのメリット
これは、私が最も便利だと思ったポイントです。
シャンプーとバリカンを同時にできて一石二鳥です。(シャンプー1回のなら時短だね)
刈った髪もシャンプーがついているところに留まるので髪が飛び散る心配はありません。
シャンプーの泡と、刈った髪を洗い流してしまえば、バリカンの儀式は終了となります。
坊主頭3mmから刈られた髪は本当に細かいので排水溝が詰まってしまうこともありません。
ウェットカットのデメリット
これからの寒い季節は若干つらくなるでしょう。
ウエットカットのデメリットですが、どうしても一度、頭をシャンプー状態にする為、一気に頭からシャワーをかけてしまう方法だとだんだん冷えてくるので、バリカンで刈ってる間は寒いです。
また、シャンプーの際に水が多いと頭から顔に流れてくるので、シャンプーで目がしみてしまうことがあります。目に入った水に細かい髪が入っていたらかなり痛いと思います。
(シャンプーは目に入ったことあるが、髪が入ったことは今までない)
どちらにせよ、結構痛い。
これが、結構重要!ドライカットに比べてガッツリ刈れてない気がする。
特に後頭部・側頭部。
使えるバリカンが限られる
バリカンは充電式とコンセントにつないで使う交流式がありますが、お風呂場で使う場合コンセントを電源にして使うことは危険です。
絶対にやめましょう。
充電式だからと言って、そのバリカンが防水タイプでなければ水に濡れたらバリカン自体が壊れてしまいます。
わたしのように、気分でウエットカット・ドライカットをするなら、充電式の防水タイプの一択だと思ってください。
時短と言う観点からみたウエットカットについて最近思うこと
私を含め、多くの人の「坊主頭人生」はドライカットからスタートしています。(私は1000円カットでドライカット)
つい最近まで「ウエットカット」と言って、シャンプーしつつ(髪を濡らして)バリカンで刈っていましたが、ここ最近感じることがあるのです。
坊主頭=時短なのに、2回シャンプーするのちょっと疑問なんだよね?
今まであなたについてきましたが、確かに2回シャンプーは変ですね
▼坊主の最大のメリットは時短
坊主頭なのに2回シャンプーって無駄かな?って思うんです
ウエットカットは「ボウズカッター」という人気のバリカンの使い方にあったバリカン方法でした。
「髪を刈り終えて洗い流せば、同時にシャンプーも終了」の一石二鳥のはずでしたのだが・・・
左がウエットカット。右がドライカット
▼ウエットカット | |
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ボウズカッターのHPより
つい最近までウエットカットめっちゃ気に入ってましたよね
ところがね、坊主頭ってそんなに泡が立たないから、シャンプーしながらって感じがしないんですよね。(ハゲだからかな?てへっ)
よく、考えてみてくださいね
1回目のシャンプーは、バリカンで刈る為のシャンプー。
(この段階で一度キレイになるかが疑問)
これからバリカンの使用で刈られた髪や、頭皮の脂分とか一日の汚れが含まれた「汚れの要素」満載の泡で頭をゴシゴシして本格的なシャンプーをしたところで、果たしてスッキリするか?
この2回目のシャンプーが実は本当のシャンプーでしょう!
バリカンで刈った毛とか汚れを一度、洗い落した後の本格的なシャンプーの方が、スッキリするでしょう。
つまり、スッキリする為には2回シャンプーが必要。
ところが、坊主頭のメリットの大部分を占める「時短」「シンプルライフ」を生かしてきれていないのは、これは明らかに、時間もシャンプーも無駄だな~と感じてきたんです。
しかも、シャンプーの使い過ぎは頭皮に悪いらしいと来たもんだ
いまさらかよ!
と怒号が聞こえてきますが、しかたありません。
現在は、頭皮に「脂漏性湿疹」等はできておらず、皮膚トラブルはありませんので、高いシャンプーは必要なくドラッグストアで買った激安シャンプーですので、頭皮に悪いと聞くとドキリとします。
▼脂漏性湿疹に時に皮膚科からススメられたシャンプー(頭が痒い人向け・薬ではありません)
おい!また、髪をはやそうとしてないか?
お金があたっら再挑戦もありっす!
しかも、私達、坊主頭はその悪いかも?と思われるシャンプーの成分をダイレクトに頭皮にゴシゴシしてるんですよ。
ウエットカットを擬音で表現すると、ゴシゴシを通りすぎてバリカンでグイグイ押し付けているんですよ。
そんなグイグイいっちゃって大丈夫なのか・・?って疑問がふと湧いてきたので、ここらで、もう一度「ドライカットに戻そうかな~」なんて思ってるって話です。
▼更に風呂の時間を短縮したいなら
まとめ
バリカンで頭を刈る時に「ドライカットか?」「ウェットカットか?」の問題について、あなたはどれにしてみますが?
季節によって変えてもいいでしょう。
夏はウエットカット、冬はドライカットみたいな感じで。
今回は、なぜ今頃、ウエットカット?ドライカット?みたいな記事を書いたかというと、「坊主頭」を上手に刈るのは簡単そうで難しいなと改めて思ったからです。
特に刈りにくい後頭部などはより丁寧に刈らないと刈り残し(まばら)が発生しているのではないかと心配していました。
(合わせ鏡とか面倒なんでそこまではしてないですが、手で触ると何となくわかるから)
つまり、最近では、よりダイレクトに「刈り感」を感じることができるので、苦手の後頭部もうまく刈れるドライカットを好んでしています。
手で触っても均等に刈れている感触です。
なので、感覚的には同じ3mmで刈っていますが、ドライカットの方がもう少し短いような気がします。
髪の長さを正確に測れる訳ではないので、何とも言えませんが、あくまで感覚的ですけどね。あなたもいろいろ試してみてはいかがですか?