坊主頭にした最初の頃は、誰もこちらに興味なんか無いと分かっていても、他人がこちらを見ている感じがするのです。
坊主頭になる前に考える事と言えば、坊主頭にしたら女性からどう思われるのか?ではないでしょうか?
私も坊主頭になる前は、薄毛・ハゲを隠してたのは、男性からの目というより女性からの目をとても心配していましたからね。
当然、坊主頭になれば女性からの支持率は大幅ダウンを予想していましたが、坊主頭にしてから、ほぼ一年が経過した中で、意外な結果を見る事ができました。
その意外な結果とはいったいどんなことでしょうか?
ハゲから坊主頭にした男を女性がどう思うか?ってことばかり心配していませんか?
今こうして、薄毛・ハゲの悩みが限界に達し「俺に残された道は、坊主頭しかないのか!」って考えながらこのブログをみているあなたは、坊主頭にしたら「みんなからどう思われるか?」「女性ウケ」とか気にしてませんか?
それが、その心配はしなくてよさそうですので、坊主頭にして11か月が経過した私の経験の中でなぜ心配しなくていいのか詳しくお話ししましょう。
薄毛・ハゲを隠しながら髪型に気を使っている時は、男性よりも女性に対してハゲを気が付かれたくないと、強く思っていたのです。
坊主頭になったのを境に、不思議と女性の視線をほとんど感じない為「あの特有の恥ずかしい」という気持ちが、ハゲを髪で隠していた頃と比べて、坊主頭にした後の方が大幅に減っているのには驚かされました。
坊主頭は、全てをさらけ出しているのですから「ハゲを見られたらどうしよう?」という不安が最初からない為、シンプルに会話に集中することがきるので、どちらかと言えば男性よりも、女性に対しての方がより自信が持てるようになりました。
坊主頭になる前は、女性の目のみならず「見ず知らずの人を含めた男女の目」全てを気にしていたので、ハゲがばれないように髪型を工夫したり、帽子を被ったりなどして、とても窮屈に生きてきました。それでも大部分の人には「あの人は髪が薄い」「ハゲを隠している」と気付かれていたことでしょう。
坊主頭にして全てをさらけ出すことによって、女性からの「髪を伸ばして、ハゲを隠しているな、見えてるよ」という無言のサインを気にしなくなるだけで心にゆとりを持つことができます。
心配していた事とは逆に女性に対して自信が持てたことに驚く
薄毛・ハゲで悩んでいるあなたは、女性と目を合わせて話している最中に、屋内・屋外を問わず「今、髪型大丈夫か?」「今、どこ見た?」と突然不安になる事はありませんか?
例えば、屋外で女性と立ち話をするシーンなんてこと、日常どこにでもありますが、そんな時に「今、風が吹いたらハゲに気付かれるのではないか?」という恐怖心が常に付きまとっていました。
頻繁に髪を触るわけにもいかず、鏡で確かめるなんて言語道断、次第に声も小さくなり、目を合わせることも辛くなって、自信がどんどん失われていきます。そんな経験をあなたも味わっているはずです。
もともと何でハゲたくなかったかを考えてみれば「ハゲは女性ウケ悪い」と決めて、必死にスーパーハードスプレーで固めてハゲを隠してきました。
さらに坊主頭の丸刈りにでもしようものなら、もっと「女性ウケが悪くなる」という思い込みが「坊主頭最低」「絶対坊主頭だけは無理」と選択肢から除外していました。
薄毛・ハゲで悩んでいる人はとても繊細ですので、女性から発する「違和感」を敏感に感じ取れる事はあなたも経験上お分かりでしょう。
この敏感なセンサーを使っても、坊主頭にした後に女性との会話中にハゲを隠していた1年前に感じた「違和感」感じない事が分かったのです。
会話中に女性から「違和感」を感じなければ、こちらも不安になる事はないので今までとは違う心穏やかな普通の会話を楽しむ事ができます。
楽しむ事ができれば会話も弾みますからどんどん自信が湧いてきます。
女性ではないのであくまで私の経験からの推測ですが、女性にとって注目したくなる違和感は、薄毛・ハゲを隠す為のスプレーで固めた変な髪型だったり、カツラ等のほうで、坊主頭は注目したくなるほどの違和感では無いということでしょう。
(違和感が無いというだけで、好感を持たれている訳ではないので・・・)
どちらかと言ったら男性ウケが悪いのか?
次は、坊主頭が接近してきた時に、男性のとる態度についてです。女性とは違う反応をしてきます。というよりむしろ男性の方が坊主頭への反応は大きいです。
そういう意味では、男性ウケの方が悪いのかもしれません。薄毛・ハゲで悩んでいた頃は、その頃のおかしな髪型のほうが、坊主頭よりも勝っていると思っていました。
電車や、カフェなどで薄毛からの坊主頭の人をみると自分が、薄毛・ハゲであることを棚に上げて「やっちまったな~」とか「これで営業とか大丈夫なのか?」などと、思っていました。
その反面で「営業職の自分には到底できない勇気ある人だな」と感じてサラリーマンの自分に置き換えていろいろシミュレーションしたりしました。
つまり、坊主頭は女性よりも男性の方が、より自分の事として反応してしまうので、知らずに凝視されたり、チラチラ視線を感じたり、サラリーマンの坊主頭がタブーと言ったような否定的な意見を耳にするのです。
坊主頭が接近すると髪に手をやる人が多い
男性ウケがイマイチの坊主頭の私が近寄った際に、多くの男性サラリーマンがとる2つの行動を見てみましょう。
坊主頭は緊張のオーラを発生しているのか、近くの人達にその緊張感が伝わるのか、坊主頭の私が、接近すると自分の髪を触って確かめたくなる人が多いです。
特に男性は、髪がフサフサであっても、将来ハゲてしまうかを気にしているのか、前髪や、襟足、後頭部に手をやって「俺はまだ大丈夫か?」とか「俺も薄くなってきたんだよな~」とかそんな様子が見てとれます。
この場合、坊主頭にしたあなたに、周りの人が嫌悪しているのではなく近くの人が勝手にあなたの坊主頭に動揺して近未来の自分に置き換えたりして少し混乱しているだけなので、あなた自身が坊主頭にしたことを後悔する必要はありません。
坊主頭が接近すると目で追ってくる人がいる
表現が難しいのですが、坊主頭を「オカシイから見ている」「バカにしている」という類と、違うのはわかるのですが、でも明らかにこちらを見ているのです。
坊主頭にして、11か月経った今になって気がついたのですが、薄毛・ハゲを隠していた頃は男性に対してより「女性に良く思われたい」「女性にハゲがばれたくない」と思って行動を起こしてきましたし、悩みの部分の多くはそこでした。
確かに自分がハゲである事を認めまいとして生きていた頃は、坊主頭の人が接近してくると何とも言えない感情が湧いてきたものです。
- 俺も近い将来こうなるのかな~?
- うちの会社で坊主頭にしても大丈夫かな~?
- 坊主頭にだけは絶対しくないな~
- 育毛に励まないとな~
- 営業職だから無理だよな~
- 女の子に好かれないだろうな~
薄毛が気になり始めた中年のサラリーマンにとって、「薄毛・ハゲからの坊主頭の人」が接近してくることは、今後の人生を含めて色々と考えるきっかけをくれる「坊主頭からの使者」かもしれませんよ。
薄毛男性にとって坊主頭の奴は歩く物議
きっと、みなさんが、坊主頭の私が近づくとこんな事を頭考えているんだろうなということを表現してみました。
「うっ・・坊主頭の男が接近してくる、見たところ俺と同じように薄毛で悩んでいたようだ。その証拠に頭頂部は地肌が見えているじゃないか。
かなり短い丸刈りでまるでお坊さんのようだ。俺も薄毛が進行しているので、育毛に励んでいるがイマイチ結果がついてこない。
俺も目の前の人のようにいずれ坊主頭になるのかな~。
それだけは絶対に避けたいな~、会社で坊主にしている人はいないし、営業職で「坊主頭はタブー」は世間の常識だし、仮に坊主頭にしたら、余計にハゲが丸出しになるじゃないか!
そんな事したら、会社の女の子や、世間の女子から変な目で見られるかもしれない。
しかし目の前の人は勇気あるよな~・・・」 ~坊主頭になる前の私の心の中より~
こんな事をグルグルと考えているうちに、近くにいる坊主頭の人と目があってしまったり、通りすがりに目で追ってしまったり、じっくり見てみたいという衝動に駆られチラチラと見てしまうのでしょう。
私達のような坊主頭の存在自体が、サラリーマンは薄毛・ハゲになったら「坊主頭」は、有り?か無し?か世間はどう評価するのか?を道行く男達にメッセージを発しているかのようです。
まとめ
坊主頭にしたら、女性に好かれなくなるだろうと思って「ハゲだけど、坊主頭になりたくない!」って思っていました。
薄毛・ハゲで悩んでいた頃は、ハゲを見られたくないのは男性よりも女性でした。
女性の目を気にするあまり、毎日必死にハゲが見えない髪型作りに時間をかけてきました。
しかし、坊主頭にして一番心配していた女性からの否定的なメッセージを感じる事はありません。
それによって、女性と上手に会話できるようになり、薄毛・ハゲを隠していた時より、大きく自信をつける事ができた事は正直驚きました。
それとは、逆に坊主頭に対して意外にも男性からの反応が大きく、凝視されたり、チラチラ見られたり、何かしらの反応を強く感じる事がわかりました。
男性ウケが悪いということは、上司が男性なら・・・取引先のキーマンが男性なら・・・社長が男性なら・・・・あなたのサラリーマン人生を決めるのは誰ですか?