ハゲの悩みから解放された!と喜ぶのはまだ早いです。
確かにね、坊主頭にした直後はヤバイくらいに悩みから一気に解放されるんですよ!
「何で、こんな事に早く気が付かなかったんだーッ!」てね。
しかしね、その後に少しつまずくんですよね
えっ?どんなことでつまずくの?
坊主頭は全てが紙一重
坊主頭は、見え方(相手が感じるあなたの第一印象や、その後のイメージ)が、両極端なのです。
ちょっと分かりにくいですが、例えば、坊主頭の人は「超真面目な人」にも見えるし、「超極悪人」にも見えるわけで、坊主頭にしたことで社会生活の中で意外と気を遣う事が増えるなんて坊主頭にする前に気付きません。
私が特に気を付けているのは
- 不健康に見えない事
- 老人に見えない事(実年齢よりも老けてみえない)
- 不機嫌そうに見えない事
これから坊主頭で生きて行こうと思ったら、この3つは特に注意したいものです。
不健康に見えない事
誰でも好きな髪型を選べる今の時代であれば、自ら好んで「坊主頭」を選択する人は、非常に少ない(ほぼいない)でしょう。
坊主頭を選んだ人は何らかの「理由や、決断」があると思っています。
私の場合は「ハゲちまったからです」が、ある人は不幸にも健康を害して髪が抜けてしまった人もいるでしょう。
不可抗力と言う部分では、ハゲ(壮年性脱毛)もある意味それに近いものがありますが、ハゲから坊主頭にした際に特に注意したいのが、毛が無いことで「痛々しいい雰囲気」に見えないことが重要です。
冒頭に”坊主頭は紙一重”と言ったのは「健康」というイメージのいわゆる「アスリート」と呼ばれる人達の中にも「坊主頭」がたくさんいるからです。
彼らは、髪型としては人気のない坊主頭でありながら大変ポジティブなイメージです。(痛々しいい坊主頭とは真逆です)
坊主頭を「表」から見れば「坊主頭=不健康でネガティブ」ではない事がわかりました。
次は、坊主頭の「裏」を見た場合、私達サラリーマンは体を鍛える時間も取れない程、忙しい方や運動が苦手な人もいます。
何の病気もなく、健康なのに「ガリガリ・ヒョロヒョロ・日頃の不摂生から見るからに体調が悪そう」では、あなたの第一印象は、同じ坊主頭のアスリートと比べたら当然、悪いものとなってしまいます。
理想としては坊主頭になったら体を鍛え直したい
明るい表情・ハツラツとした印象を心がける
坊主頭の人の大人は日本では少数派ですから、いろいろな意味で理解を得られない場合があります。「いたって健康であっても、病気?」って思われる可能性があるからです。
特に、ハゲの悩みから坊主頭を選択した場合は注意が必要です。
坊主の長さを短く刈り込んだ方が、カッコよく見える(ハゲと毛のある部分の境界が目立ち過ぎない)ことから、それを知っている多くのハゲからの坊主頭の人は3mm以下にしています。
3mm以下の長さだと、私達は一般の人からみたら「スキンヘッド」に見えます。
ハゲ+白髪が多い坊主頭の人もスキンヘッドに見えがち
元気のないガリガリで3mm以下の坊主頭の人を見た際に、一般の人が持つ印象は「病気か何かでスキンヘッドなのかな?」と痛々しい印象を与えかねません。
坊主頭になるまでの壮絶な過去(ハゲを隠す為の試行錯誤・悩み)があったとしても、坊主頭になった後こそ、ハツラツなイメージを持って「印象良く」を心がけることは、ただでさえ誤解を生みかねない、坊主頭のサラリーマンにとって大変重要です。
ハゲの苦しみはフサフサヘアーには分かるまい!
特に「眉毛が薄い+坊主頭+不健康な雰囲気」は第一印象に重きを置く営業職や、接客業を仕事にしている方は、メガネやファッションで見た目を工夫をする必要があります。
私も眉毛が薄いのでメガネを取るとヤバいです
老人に見えない事
アラフォーの坊主頭の人でハゲから坊主頭になった人の落とし穴はまだまだあります。
筋肉質で体を絞ったアスリート体型ではない「痩せている人(ガリガリ)」それに加えて、オシャレに無頓着だと要注意です。
チェックポイントしては「立ち姿勢・ファッション・坊主頭の手入れ」によっては、”おじいちゃん”に見える時があります。
- 猫背、痩せすぎ
- オシャレに無頓着
- 坊主頭の手入れを怠ってハゲ・白髪を余計に目立たせている
この状態だと完全に”おじいちゃん”です
坊主頭は「若くなる」「老ける」が紙一重
坊主頭にすると「若くなった」・「老けた」に分かれる事です。
「若くなった」は、坊主頭になる前のバーコードへアや、無理にハゲを隠そうとした強引なヘアスタイルよりも若く見えるのであって「カッコ良くなった!」とは違うので喜ぶのは早いです。
坊主頭になっても、基本ハゲなので
ファッションに気を遣いアクティブに行動するようになると「いい味」が出る。このいい味は、きっとカッコイイの要素が含まれると思っています
一般的に「ハゲ頭」に対するイメージの中には「老人・おじいさん・ジジイ」という、老いの要素が含まれています。
坊主頭にしたことで、改めてファッション等を見直さないと「老けた?」と、マイナスイメージをもたれてしまいます。
髪のない私達には「雰囲気イケメン」という作戦は使えません。
私もあなたも、もう髪型でごまかせないのです。
羨ましいことに、顔がブサメンなのに髪がフサフサで雰囲気がカッコイイ・いい味出している人は大勢います。
坊主頭はもう、髪でごまかすことは不可能
髪がないと顔が丸出しだよね
坊主頭はファッションで雰囲気をつくるしかない
安心してください作戦が無い訳ではありません。
誰にでも平等に「ファッションを楽しむ」ことは許されています。坊主頭はこの服は着ちゃダメとは言われません。
それなのに、坊主頭にして老けて見える人は「ファッションに手を抜いている」か、クローゼットの服が「ハゲを隠していた頃の服(おしゃれというより無難な服)」ばかりでイケてないのです。
もしくは「坊主頭にしたから目立たないように生きよう」と意気消沈してしまったかです。
坊主頭にしても決して「終わり」ではありません
近所で見かける本当の老人のような(オシャレに無頓着)着こなしをしていてはいけません。
具体例は特別ないですが、鏡を見て「なんか、老人みたいだな」と思えば、服の選択か配色が間違っているのです。
確かにおじいちゃんぽくなっちゃう時あるんだよね
そう感じたらその服を着て出かけるのはやめましょう
イケテル坊主だってある
2つ目の坊主頭の紙一重の話でしたが、ハゲから坊主頭でもカッコイイと思われている方も大勢います。
ハゲから坊主頭にした、私達が彼らのファッションを参考にすることは「老けた」印象を与えない為に最も早い近道です。
「坊主頭+小粋なファッション」が見事にハマった時には、その辺のチョット薄毛の白髪混じりのアラフォーオヤジより、一歩も二歩もリードできることでしょう。
坊主頭の紙一重の怖さをニュースから思い知る
最近のニュースで留置場に勾留されていた容疑者が逃走した事件がありました。
容疑者は逃走の途中で、丸刈りの坊主頭となって自転車で日本一周の旅をしている男に変装し、警察の捜査から逃げていたのでした。
その後、容疑者は捕まるのですが、逃走中の容疑者と知らずに撮ったとされる写真が、公開され私は驚きました。
写真の中の容疑者は「坊主頭で日焼けした顔でニッコリ笑う日本一周を頑張る青年」にしか見えないのです。
しかし、逮捕後に容疑者が坊主頭と顔を手で覆うようにして警察の車両に乗り込む姿と、その後に、署内で撮影した丸刈り姿の写真は、坊主頭のダーティーな部分が出て「ふて腐れた表情の容疑者」にしっかりと見えるんです。
何か罪を犯せば、イケメンも美人もないのは当たり前といえば当たり前ですが、坊主頭の「両極端・紙一重」をリアルに見た気がしました。
坊主頭は案外いろいろ気を遣う
「坊主頭は怖い・近寄りがたい・危なそう」の様にどうしてもアグレッシブなイメージがあります。
それは、本当に怖い職業の人も「坊主頭・スキンヘッド」が実際に存在しているのでイメージとして「なんだか怖い」と一般の人は認識していることです。
このことから「サラリーマンの坊主頭はタブー」なんて言われていて、いくらハゲで悩んで苦しんでいても坊主頭を決断できない理由の多くはこの認識からきているはずです。
会社や上司の管理する側からの「サラリーマンの坊主頭はタブー」の言い分は、お客様に怖い印象を与えない様にという意味が込められているからと解釈しています。
想像を超えた決断を理解できない
それに加え、これからも決して「俺は坊主頭にならない」と思っているフサフサヘアーの人や「ハゲだけど坊主頭になる勇気が持てない人」から見れば、髪を捨てる決断は想像を超えてるからです。
上司や同僚は、「こいつは、いったいどんなつもりで坊主頭になんかになったんだろう?」
って思っているはずなんですよ。
つまり「何を考えているかわからない」って思われているかもしれない状況のなかで、少しでも、おかしな態度や言動はサラリーマン生活の中で大きな誤解を生みかねないので注意が必要です。
不気味な存在の私達は、今まで以上に社会に溶け込む努力が必要なのかもしれませんね。
こんな事をいちいち考えるのは大変面倒くさいですが、それ以上にプライベートでは色々と充実するはずなので月曜日~金曜日まではお互いガマンしましょうね。