絶対に俺は坊主頭なんかになりたくない!と坊主頭になる前に一番悩んだ時期が今頃でした。蒸し暑くなり薄毛・ハゲを隠そうとしていた髪型が湿気によって、だんだん決まらなくなってくるのがこの時期です。
坊主頭になる前のヘアスタイルは、いわゆるツーブロックカットで刈り上げた部分を6mmにカットしてもらいそれを2週間ごとに、行きつけの美容院でお願いしていました。
今回は、薄毛・ハゲで悩んでいるけれど「坊主頭になんかに絶対なりたくない!」と思っているあなたにオススメの髪型とメンテナンスを体験談を交えてお話しします。
俺は、絶対に坊主頭にしたくない!
坊主頭にしようなんて、これっぽっちも思っていなかった私は「坊主頭にするなら50歳以上になってからお願い!神様」と願っていたのですが、50歳を迎える前に坊主頭にしたので、結局のところ神様は私の願いを聞き入れてくれなかったことになります。
薄毛・ハゲで悩んでいた期間も長ければ、残った髪を利用して薄毛・ハゲをなんとかして隠し通そうとした期間もとても長いベテランです。
ツーブロック流行のおかげで3年以上も坊主頭を回避できた
一度死んだ日(薄毛・ハゲの人が決心して坊主頭になった記念日)が、坊主頭になった日だとしたら、死ぬ前にツーブロックが流行ったおかげで3年以上は延命できました。
ツーブロックになる前は、アシンメトリ―という髪型との出会いが、実はハゲているけど隠れてしまえばカッコいいと思った髪型と出会う事になります。
いつもの自分のプロフィール画像に当時のアシンメトリーの髪型を再現して、現在にいたるまで髪型の変化です。
この「アシンメトリー」とは、左右で髪の長さを変えて右が極端に短く、左が極端に長くカットした左右非対称に見える髪型です。
つまりハゲが見えない様に極端に私の場合だと右側を伸ばしていました。今思えばとてもスゴイ奇抜な髪型をしていたなと思いますが、当時行きつけの美容師さんと相談して見つけた宝物のようなヘアスタイルでした。
ツーブロックと聞こえはいいが、この頃には大分ハゲが進行してサイドの髪を強引にハゲ隠しに使っていたに過ぎないのが何とも情けないです。
ここまで来てやっと坊主頭を受け入れたというのは余談ですが、あなたはもっと頑張れるでしょう!
実際の私の免許証の写真はもっと悲惨です。皆さんも免許証の写真が真の姿ですので、上手に隠し通そうとしていてもリアルなあなたは免許証の中にいます。
アシンメトリーとの別れ「攻めたツーブロック」との出会い
流行の髪型や、奇抜なヘアスタイルもある程度、時が経つと古臭く見えるものです。「未だにその髪型なの?」のように、またいつも同じ髪型ばかりだといつの日か飽きが来て、イメージチェンジしたくなるものです。
フサフサヘアの人はイメージチェンジができて、さぞ楽しいでしょうが、薄毛・ハゲで悩んでいる人は制約が多すぎてそうそうイメージチェンジできません。
薄毛・ハゲの人はパーマをかけると髪にボリュームが出て薄毛をカバーできる、なんて耳にしますよね。
私もパーマを何度も考えましたが、今の髪のコンディションで、髪をロッドに巻かれ、引っ張られ、パーマ液をかけられて、頭にカバーを被せられ、熱せられながらコーヒーを飲んで、シャンプーされて、そんな過酷な行程に果たして今の私の繊細な頭皮と髪が耐えられるのか?抜けてしまうだろう!と自問自答しては諦めたものでした。
そうこうしている内に、アシンメトリーの髪型も、いい年してアシンメトリーもないだろうと思うようになり、アシンメトリ―と別れを告げることになります。
攻めたツーブロックとは
しばらくすると、猫も杓子も半分刈り上げ、半分伸ばしのツーブロックが流行しました。しかし、薄毛・ハゲで悩んで頭頂部がけっこう進行してしまっているなら、普通の刈り上げでは頭頂部まで隠しきれません。
刈り上げ部分を多くして横からみるとモヒカン?と思うくらい刈り上げました。今思えばかなり攻めていたと思いますが、頭頂部を隠すためにはそれが最も有効でした。
まさに薄毛・ハゲの人に、うってつけな髪型が「攻めたツーブロック」だと確信しました。
*そんな攻めたツーブロックには「風」という弱点がありますので、喜んでばかりはいられません。読み進めていくと対処法がありますのでお楽しみに。
攻めたツーブロックなら「二八分け」でも通用するかも!
普通は「七三分け」なんていいますが、髪が薄くなり頭頂部を隠そうとするとどうしても「七三分け」ができなくなります。
分け目の陣地の取り合いが始まって、どんどん分け目が耳に近づいてきて、最後には「二八分け」を経て「一九分け」となりバーコードという人生を歩む事になるのかと考えただけでゾッとしたのを今でも覚えています。
ツーブロックはスゴイです(スゴかったです)
両サイドを半分刈り上げて残した髪で薄くなった頭頂部に被せれば、ハゲも隠せて、流行にも乗れて、一石二鳥じゃん!と初めてツーブロックにした時は歓喜したものです。
アシンメトリーの時に伸ばしているサイドがモッサリしていたのですが、ツーブロックのおかげで、両サイドがスッキリして薄毛・ハゲの人にとっては最高の髪型がツーブロックだと信じており「俺はツーブロックで50歳まで坊主頭にならずに、生き延びて見せる!」と心でガッツポーズしました。
生え際と分け目をスプレーで、さらに、長く残した前髪が垂れて地肌が見えないようにひたすら固める
薄毛・ハゲの人がツーブロックにしたら、必ず必要なのがスーパーハードスプレーです。毎日使うので安くていいです。できれば香りは無香料の物がよいでしょう。
会社では香りに敏感な人が多いので注意が必要です
室内では、ほぼ無風なので髪型が乱れる心配はありませんが、通勤を含め必ず屋外に出る事があります。問題は外出した時の「風」です。微風でさえも、薄毛・ハゲを隠そうとする髪型をしていれば何らかの影響をうけます。
そこで、多少の強風が吹いてもある程度は、髪型が崩れないようにスーパーハードスプレーで生え際を立ち上げ、風で髪がめくれないように分け目にもスプレーして分け目をガッチリ固めます。
髪に負担もかかるスーパーハードスプレー
スーパーハードスプレーでガッチリ固めた髪も、ある時固めている事を忘れて手ぐしを入れてしまった場合は最悪です。
髪が束で抜ける場合もあることや、また同時に髪も乱れ憂鬱な気分になるので最初のうちは、注意が必要です。
入浴の際には抜け毛も一緒にスプレ―で固まっているので、シャンプー後には排水溝に溜まった毛がとても多いような気もしますが、床や、地面に自然に落ちてなかった毛なのでビックリしないでください。
どんなにカバンが重くなってもスプレー&ワックスは毎日持参する
薄毛・ハゲに悩んでも、絶対に坊主頭にだけはしたくないあなたに最適な髪型は、ツーブロックです。
サイドを極端に刈り上げ、残った髪は切らずにそのまま頭頂部を隠せば、けっこうアバンギャルドな攻めた髪型で過ごすことができるのでオススメです。
このアバンギャルドな髪型を保つ為には、風や外気温等に左右されない良好な環境の室内だけの限定された条件が必要です。
そこが私達のように、薄毛・ハゲで悩む人とフサフサヘアの人との大きな違いです
手櫛しでサッと整えればOK、髪をかきあげればOKという訳にはいかないので、カバンが重くなるのは仕方ありませんが、通勤時には、仕事の道具に加えスーパーハードスプレーと、ワックスを毎日持参します。
トラベル用の小さいサイズが売っているので、それを持っていくといいでしょう。
やり過ぎるとベタついて余計におかしくなるよ
外出する前、外出先で薄毛・ハゲを隠す為に、ツーブロックの髪のセットで一番難しいのは、ジェルや、ワックス、スプレーを付け過ぎると余計にセットが決まらずに最悪の場合は、もう一度、髪を洗ってやり直しなんてことがあるから、忙しい朝には注意しないと遅刻してしまいます。
しっかり固めないといけないけれど、やり過ぎると、髪がベタついて重くなり、束になって、余計に髪の隙間から地肌が見えるので失敗してしまう。
こんなに繊細な作業を毎日繰り返され微妙なさじ加減を実践から学んでいくしかないのが実情です。
イケメン&フサフサ君にセット中の姿を見られると恥ずかしい
カバンに潜ませた、スーパーハードスプレーや、ワックスで、外出先のトイレでせっせと微調整します。
そういう時は夢中になってしまうので、人が入ってくる気配に気が付かない時があります。
セットしている最中は、いかにもハゲを気にしているあなたの素の姿を見られてしまうので注意が必要です。
しかも、フサフサヘアでスーツをビシッと着こなしたイケメンサラリーマンに見られた時は、神様に「世の中はどうしてこんなにも不公平なのですか?」と問いたくなります。
なので決して微調整している姿は、見せない様に注意しましょう。
まとめ
私がそうだったように、絶対に坊主頭になりたくない人も大勢いると思います。
そしてAGA検査を経て、薬による治療されている方は「絶対に毛を生やす!」として、がんばっている方は治療が成功したその時には理想の髪型を手に入れることができるので、とてもうらやましいです。
私が坊主頭になる前にしていた髪型、これもハゲを隠す為と、やっぱりカッコよくしたいと思ってやってみたヘアスタイルでした。
しかし、それでも、強風、雨、等の様々なシュチュエーションに対応できずに疲れ果ててしまった結果として今があります。
ですが、絶対に坊主頭にしたくない、あなたは最後まで諦めず戦ってください。
私もその一人だったので気持ちは十分にわかります。現在は坊主頭の私ですが「攻めたツーブロ」が少しでも参考になれば幸いです。
あ~早く夢のような特効薬が安価で近所のドラッグストアで簡単に買える日は、私達に訪れるのでしょうか?