このブログは、私がハゲに悩んで坊主頭になった時から、毎週書いていて、その週に感じた事や、その時に感じた事をリアルタイムで記録しているので、坊主頭にした直後に感じた事と、2年以上経過した「今」感じることでは、同じ坊主頭の毎日を送っていますが、違う感情になる場合があります。
やはり、最初の頃は、坊主頭にした直後の「ハゲを隠さなくていい」となった放感が書かれているし、数ヶ月経つと「バリカンの使い方のコツ」が分かってきたり、どうしたら坊主頭をカッコよくできるか?ファッションについても考えていて、いろいろ試行錯誤が見てとれます。
今後は「容姿」にばかりに囚われすぎてきた自分を少し解放できるような心の在り方についても考えて行こうかと思っています。
ハゲで悩んでいる頃は坊主頭の人が目に入らなかった
ごく普通のサラリーマンの私が、こうして坊主頭にして生活している経験を書いている中で、シーズン1として一度まとめるなら、つまるところ「ハゲで悩んでいる時よりは、今はマシかな」です。
そんな視点で電車の中で、ハゲに悩んでそうな人を見かけると「坊主頭は楽ですよ」と無言で話しかけています。
全く気が付いていないでしょうが坊主頭と出会った時に2つの反応があります
私や坊主頭の人が視界に入ると、その人は「頭を触ったり、急に髪を気にする人」がいるので、何らかの視線?オーラ?のようなものが出ているのかな?と感じる時があります。
「その人」とは、フサフサヘアーの人が坊主頭を見た際の多くの反応です。
逆に、思いっきり髪が薄い人やハゲの人の方が、無反応な感じです。
私もそうでしたが、ハゲで悩んでいる頃は、不思議と「坊主頭」の人に対しての感情というか印象というかあまり意識したことがありませんでした。
むしろ自分とは関係ないと思っていました
何となくわかるー
私のその時の気持ちはこんな感じでした
「俺はAGA治療しているから、いつかはフサフサになるんだ!」って気持ちにフォーカスされているので、育毛をあきらめたように見える「坊主頭の人」なんて敗北者にしか見えないわけです。(むしろ視界にも入らない)
あっちの世界(ハゲ丸出しにしている坊主頭の世界)にだけは行ってダメだってね。
私も坊主頭にだけにはなりたくない!って心の底から思っていましたからね
僕もなりたくないっす
だからこそ、坊主頭になる時の決断に至るまでには、時間も勇気も必要としましたしね。
坊主頭になって2年以上達ましたが、今周りを見渡すと、意外に坊主にしている人の多さに少し驚いているくらいです。
当時は見えなかったんでしょうね~
女性は女性に厳しいなんていうじゃないですか?ハゲはハゲの坊主頭に厳しいが、逆に坊主頭のハゲはハゲに優しい
ハゲで悩んでいた頃に、絶対なりたくない髪型ランキング第1位は坊主頭でした。
坊主頭にしたら人生終わりだと思っていたから必死に隠してきました。
- 坊主頭にしたら女性にもてなくなる
- 坊主頭にしたら会社で干されるかもしれない
- 坊主頭にしたらハゲ丸出しなんて無理
- 坊主頭にしたら認めたことになる(ハゲだとは認めてない)
- 髪は、若さとオシャレを保つ為に必要
ホントだ、ハゲはハゲの坊主頭に厳しいね
だって、ハゲ丸出しに自らするんですよ
切腹ですよ。つまり一度死ぬ。一からやり直し。
そんな死にそうなくらいの体験を経ているので、ハゲに悩んだ挙句、変な髪型でハゲを隠すのをやめて坊主頭にした人は、同じハゲの悩みを経験している身として、ハゲている人を客観的にみることができます。
そしてその辛い気持ちが痛い程わかります。
同じように悩んできたんですから当然です
やっぱり「元ハゲで悩んでハゲを隠そうとガンバってきた人間」の私達がみても、なんだか無理があるんですよね。
ハゲを隠す理由で、後ろから前にガバッと髪を持ってきてもやっぱり無理がある。横からガバッと髪を持ってきても不自然さは否めない。
風が強い日に髪が乱れてヤバい状況を必死で直している姿も、ほぼ雨が降ってない小雨以下の天気でも傘をさしていたり、絶対に帽子を取らない人とか、ハゲを隠し続ける生活はきっと窮屈だろうなと、自分が同じ経験をしてきたからこそ、ちょっと時間がもったいなと思ってしまいます。
もしかしたら、ハゲに悩んでいた頃に感じた視線はハゲから坊主頭になった人からの温かい視線かも
確かに、お笑い芸人か、会社で宴会部長に立候補した人以外に、面と向かってハゲを弄られる機会は、ある程度の年(アラフォーとかね)なら、ないだろうし(陰で噂されているとしても)ハゲを隠していることについて「ハゲ隠してますよね、バレてますよ」なんて絶対に言われないでしょう。
確かに誰からも言われてないな・・・
それほど、周りは気にしてなかったのかな?
でも確かに「なんだか見られているかな?」の視線のような、気配のようなものを、電車や、街中では感じていたはずです。
それが気になるから必死に隠してきたのだけど・・・・もしかしてその視線は、フサフサヘアーの達や、女性からの視線ではなく、自分たちが無視し続けた、ひと足先にハゲの悩みに見切りを付けた「先輩坊主頭」のみなさんの温かい視線だったのかもしれませんよ。
元ハゲで悩んでいた人からの客観的な無言の共感が「視線」の正体かもよ
- それ無理があるぞ
- また乱れちゃってるぞ、早く隠して
- 後ろから見るとかなり違和感あるから注意して
- せっかくセットしたのに、雨ふっちゃったね
- わかるわかるその気持ち
- スーツにその帽子はちょっと合わないかな
- ワイシャツの襟に抜け毛がついちゃってるよ
同じ悩みを抱えて同じような行動をとっていた人間の当時を振り返ってのただの感想というか、共感だからね。
まとめ
私は当時、ふとしたことで「視線」や「噂話」を気にしたりして、思い通りならない容姿に対する自己評価の低下に対してグチャグチャに悩んでいたんです。
しかし、坊主頭に2年以上が経って、毎日坊主頭で過ごしているうちに、坊主頭にしたばかりの頃と違うことを考えるようになってきました。
ハゲに悩んでいたけれど、坊主頭にして2年が経って分かったことは、それほど私や、あなたの容姿の事はもちろん、他人のちょっとした変化なんかに実は誰も気が付いていなかったんじゃないか?むしろ気付く訳ないじゃんと言う点。
そんなヒマ人はいないのではないか?ということです。
被害妄想だったこと?
その可能性が高いんじゃないかって今は思っています