仕事をしていくなかで、男女問わず社会人として誰しも気にするのは、身だしなみです。
多くの人が、お客様を相手に仕事をしていますから、第一印象や、見た目のインプレッションには気を配っています。
しかし、自分の気持ちとは裏腹に頭髪が薄くなったり、体臭がきつくなったり、忙しさのあまりファッションまで行き届かない場合が多々あります。
そうして、いろいろな努力をしたり、治療をしたりして頑張って日々を生きています。
でもなかなか理想通りにいかないので、人は悩み、苦しみ、葛藤を繰り返し多くの時間をそこに使ってしまいます。私がそうでした。
私は、頭髪の悩みを2つ経験しています。
一つは小学校の頃からの、円形脱毛、もう一つはおじさんの年になっての壮年性の脱毛症です。
なかなか2つの事をリアルタイムで経験している人は少ないと思いますので、何かの参考になればと思います。私の中ではつい最近まで2つとも、恥ずかしい、隠したい、気が付かれたくないって思っておりました。
もともと「恥ずかしい」「なかった事にしたい」と思っていたので、ネットで積極的にそのキーワードで検索しようとは思いませんでした、自分の中でこっそり解決したいと思っていました。
薄毛の悩みを気にするあまりに、消極的な思考の自分に嫌気がさしたのをきっかけに、このままではいけないと思うようになりました。
勇気を出して「ハゲ・薄毛・悩み」と検索してみました、たくさんの検索結果から表示されるブログの記事を読まくりました。
私と同じような悩みや、それに対するアドバイスが書かれた記事のおかけで救われる思いがしました。
こんな私でも誰か役に立ちたい
私の体験談となりますが、現在悩んでいる人に少しでも参考になればと思います。
まず私も薄毛に悩んでおりました。記憶をたどってみると、子供の頃からよく円形脱毛になり母親に連れられて色々な病院を転々としました。
ご存知の通り重症ではないかぎり、円形脱毛は忘れた頃に治ったりしました。たまに再発したものの大学を卒業するまであまり気にするほどの頭髪の問題を抱えていませんでした。
あれから十数年の時が経ち皮膚科に検診へ
時より、ストレスを抱えると円形脱毛になったりしていました。
十数年の時が経ち、私もおじさんになりました。
なんか最近、脱毛の範囲が増えてきたなぁと思い、近所の皮膚科に円形脱毛の治療と薬を処方してもらう為に診察を受けました。
そこで思いもよらない診断に耳を疑いました。
先生の診断「壮年性の脱毛かも知れませんよ」
「ちょっと待ってくれ先生!っていうことは俺はハゲですか?違います、自分はあくまで円形脱毛で子供の頃から患っています。
円形脱毛の事は自分の方がよく知ってます。
これは、円形脱毛が同時にできる広範な脱毛タイプのれっきとした病気です。
したがってハゲではありません。」などと言えるはずもなく、心の中で自分はハゲではないと叫んでいました。
私の中で、円形脱毛はいつかは治る病気、壮年性の脱毛はもう治らない(かもしれない)老化現象と大きく線引きしていましたので、この診断を受け入れることができずにいました。
同じ脱毛でも一緒にしてくれるなと思っていました。他人から見れば同じ薄毛の人というだけという話なのに、おかしな話です。
月一回、薬が切れるとまた、同じ病院にいくのですが、あれから1年以上通院しましたが、今までなら、ある程度回復すると思われた円形脱毛の治療の効果はあがりませんでした。
私「はい、壮年性の脱毛でしたね」
先生の見立てで、確定の診断結果ではないのですが、数十年の長い年月をかけて頑なに信じようとしなかった「壮年性の脱毛症 AGA」を受け入れました。
その後は、いろいろなサイトや、ブログでAGAの記事について調べまくりました。無料でAGA検査をしてくれる病院もたくさんあることもわかりました。
この機会に診断して見ようかと何度も思いましたが、仮にAGAと診断されて、通院した場合、薬を処方してもらうことになるのですが、薬代等に月に1万円位かかるようです。
この金額を毎月、捻出することは私の場合は少し難しそうです。
しかし、根本的に何が原因で自分が薄毛になってしまっているのかを医師に診てもらうのは正しいことだと思います。
自己判断が間違った方向に向かってしまうのも、時間と、お金を無駄に浪費する恐れがありますので診断して現状を知る事はありだと思います。
私自身も近いうちにAGAの診断を受けるだけでも受けて、自分の現状をしっかりと把握したいと思ってます。
その間も、あれこれ悩むのが嫌だなぁと思いましたので坊主頭になりました。
あれこれ悩んで20年以上も経ちますから頭髪の悩みのベテランですね。
20年間も悩んでいたのがバカみたいです。当たりまですが、断髪式のセレモニーもなく、誰からも惜しまれず、1000円カットで、ものの5分で坊主頭になり、ほぼ悩みが解消されてしまったことに驚きます。
もっと早く坊主頭にしておけばよかったと空白の20年が残念でなりません。
決断は早い方がいい
人間に与えられた時間は有限です。幸福になる為に生まれてきているはずです。
薄毛であるということで、自分で自分を苦しめる事ほど、不幸なことはありません。
これは自分自身で作あげていた、いるはずもないモンスターにおびえ続けているだけでした。
薄毛を隠そう隠そうとするばかりに、余計におかしくなってしまっていることに早く気付けばよかったです。
隠そう隠そうとしている時の方がよほど他人の視線が気になりました。
現在、坊主頭になってみて、毛がない部分は隠しようもないのですが、不思議なことにほぼ誰からもそこに視線を感じません。
ありのままの私の前にモンスターは現れません。
カッコいい坊主頭の研究もしています
自分が坊主頭になってみて、今まで気づかなかった、多くの坊主頭の人が目につきます。
中には本当に坊主頭が似合う人がいるんです。例えば、歌舞伎役者の海老蔵さんなんかはかっこいいですよね(薄毛ではないので比べてはいけないが)海老蔵さんは3ミリで刈っているそうです。
私が6ミリなので3ミリの差に違いがあるのか等、バリカンのアタッチメントを変えれば自分を実験台にして検証できます。
まだ、坊主頭にして1か月ほどですので、坊主頭が板についている感じでは無いんです。
まだよそよそしい感じがしているのですが、それは、ベストの長さが決まらいもどかしさなのかもしれません。
坊主頭にしたって、そんな風にいろいろ楽しめるわけです。
薄毛を隠そうとしていた長い髪があったことで、悩んでいたこと、避けてきたこと、遠慮してきたことに改めてチャレンジできることにも注目してください。
坊主頭になるといろいろなことにチャレンジできる
私自身、何年も悩んできて、やりたくてもできなかったことがあります。
もともと体を動かすことが好きだった私でしたが、薄毛に悩むようになると汗をかくこと、髪が乱れることがないように過ごそうと考えるようになり、スポーツやレジャー・旅行などに関してもかなり消極的でした。
プール、海水浴なんて考えただけでもアウトでした。あなたは、いかがですか?
もう、坊主頭にしたというだけでかなりのアウトドア仕様の髪型にフォルムチェンジしている私ですが、これから今まで遠ざけていた様々ことに挑戦できる下準備は整っていることにも気づかされた今日この頃です。
次回は、坊主頭になったからこそできた、挑戦したことや、新たに挑戦したいことについて記事にしていこうと思います。
まとめ
人それぞれ、様々な悩みを抱えているわけで、人によっては「何もそこまで悩まなくても」と思うことでも当の本人にとっては、重大な問題です。
私も長年にわたり抱えていた頭髪の悩みを今後もあなたと共有したいです。
- 悩んでいる時間はもったいない
- 決断は早い方がいい
- 悩みが少しでも解消できれば、新たに挑戦できる何かが見つかるかも知れない
- 機会があれば薄毛の原因や現状を知る為、AGA検査を受けてみよう